こんにちは、砂糖さんです。
つい先日『胃・大腸癌内視鏡検査』をやってきました。
特に健康診断等で指摘されたわけではなく、いつかは受けようと考えていました。
というのも、私の祖母が大腸癌を患い、目の前で看取った事が強く印象に残っており、癌検査だけは若いうちから絶対に受けておこうと決めていたからです。
まずは病院の予約
内視鏡に対応している病院である事と、経験が豊富な病院であるかどうかを確認します。
内視鏡検査でも見落とされてしまうものは残念ながらあるようです。
出来る限り経験が豊富な医師がいる病院を選び、またその医師の予約が可能かを予め確認しておくのがおススメです。
同性の医師がいい、という方はこの段階で指名が可能かも確認しておきましょう。
初診
私の選んだ病院は『胃・大腸がんの内視鏡』に特化した専門病院でした。
そのため初診から内視鏡検査を受ける事がおおよそ前提の方のみの診察がほとんどです。
健康診断等での指摘はありませんでしたが、医師との問診では来院目的が癌予防のための検査である事、また健康面で気になる症状についてを説明し、問診を終えました。
目的がハッキリしているので非常にスムーズでした。
血液検査
次に血液検査を行いました。
検査の結果は癌検査の日に渡しますねとの事で、血液をとり絆創膏を貼って終わりです。
癌検査についての説明
内視鏡検査では『食事制限』がかかります。
私の場合、3/20の午後16時から胃・大腸の内視鏡検査でだったのですが、病院から指定された食事制限は以下の通りでした。
- 3/19(検査前日):検査専用食+お酒や乳製品以外の水分
- 3/20(当日):禁食+お茶orお水+下剤1800㎖
また、検査日数日前から繊維の多い野菜・果物やキノコ類、海藻類は避け消化のいい食事をするように言われました。
食事内容について詳しくご紹介していきますね。
食事について
上記での食事内容について、写真付きでご紹介します。
前日の食事についてはお粥等自分で用意できるようであれば病院で専用食を買わなくていいよと説明をうけていましたが、初めてだったこともあり病院食を選択しました。
内視鏡検査専用食
3食分、病院にてこちらを購入しました。
中身はこんな感じです。
食べ方は簡単で湯煎で温めて食べるか、中身を取り出してレンジでチンです。
朝ごはん
鶏と卵の雑炊です。
普段朝ごはんを食べないので、制限食ではありましたが逆に満腹感を感じられました。
大きめのお椀に一杯で、結構量が多いです。
昼ご飯
大根とじゃがいもの鶏そぼろあんかけ・白がゆです。
結構美味しいので特に不満なくペロッと食べてしまいました。
白がゆ物足りなくて醤油かけちゃってます。
夜ごはん
煮込みハンバーグ・白がゆです。
写真では伝わりにくいですが結構な量があり、女性では少し多いと感じるかもしれないです。
夜ごはんは午後8時まで、腹5分目にするよう指導がありました。
なので理想的なのは夕食を半分残すくらいかなと思います。
病院処方の下剤
指定された時間に指定された量の下剤を飲みます。
夜中トイレに何回か起きたので、個人差はあるかと思いますが出来る限り次の日に支障が出ない休日などにスケジュールを合わせる事をおすすめします。
検査当日
検査時間にもよりますが、今回私は午前10時よりマグコロールP(下剤)を作り、飲むように指示がありました。
これにお水を注ぎます。
裏には詳細の作り方が載っています。
基本的にお水入れる⇒シェイクの工程を2回行い、完成です。
こちらをコップ1杯ずつ10分~15分程度時間をかけながら飲み、大体2時間くらいで飲み終わるようになっています。
服用1時間前後で下剤の作用があり、トイレとお友達状態に。笑
いざ検査へ
指定の時間に病院へ行き、検査着に着替え(自費診療のためレンタル費用が発生しました)、担当医と再度名前の確認・検査内容の確認をして施術室へ行きます。
私は静脈麻酔を使用していたので、麻酔を入れてすぐに眠りにおちました。
よく『うとうとする感じ』と言われますが、うとうとより少し深めの眠りで、医師や看護師の会話など所々聞こえてはいるのですがそこに自分の意志はない感じで、うっとりと夢を見ている状態に近かったです。
痛みについて
胃と大腸の検査、どちらも想像しただけでも『苦しそう』で『痛そう』ですよね。
ですが麻酔のお蔭か、全く痛みを感じず、体感時間も5分ほどでした。
実際はもっと時間がかかっているのですが、麻酔がきいていて実際ほとんど夢の中だったため、かなり早く終わったように感じました。
また夢の中で『なんとなく苦しかった夢を見た気がする』と思っているくらいで、自分の意識の中で痛みや苦しさを感じる事はなかったです。
検査終了その後
下剤を服用している為脱水症状緩和のためのと、麻酔を体から早く出すために点滴をうちます。
私の場合大体1時間ほど個室で点滴をしていました。
検査終了後、検査で使用していたベッドごと運んでもらい、うとうと心地よい眠気の中で1時間を過ごしました。
検査結果
点滴が完了すると、看護師さんに麻酔を覚ます注射を打ってもらいます。
目の前がチカチカすると説明を受けていましたが、注射を打った時周りが少し眩しく感じました。
その後担当医から内視鏡検査の検査結果、また詳細の検査が必要となった場合はその理由を説明してもらい、2週間後再度受診をして結果を聞くように言われます。
以上が内視鏡検査の一連の流れとなります。
かかった費用
今回かかったトータル費用が2万円前後でした。
内訳は、検査食+胃・大腸内視鏡検査+胃組織ぬぐい検査+ピロリ菌検査+受診費用です。
まとめ
異常の事を簡単にまとめると
- 検査前日から食事制限有
- 麻酔を使えば苦痛をほとんど感じない
- 費用は2万円前後 ※今回の検査の場合
日本人の死亡率の発症率、死亡率の高い癌としても胃・大腸癌は知られている為、より正確性のある内視鏡検査を受ける事が何より大切かなと感じました。
また『若いから』と検査を受けない方も多くいらっしゃいますが、若い時こそ進行が速いため、是非年齢性別関係なくこの記事を見た方全ての方に受けてほしい検査だと思っています。